「宮水」お水取り
米子三名水の一つ「宮水」
※BSSラジオ自由ほんぽ~おしゃべり本舗 平成16年5月25日PM3:00頃 生放送されました。
古歌 「いにしえゆ 岩間くぐりて湧く水の 千代にたやさぬ 賀茂の宮水」
このように「宮水」は古歌にも歌われております通り、往古より賀茂三笠山(米子城跡)の大自然がもたらす神の恵みです。
その昔、米子町となる以前はこの辺りを「賀茂の浦」と呼んでいました。浦というくらいですので、岩盤が重なり入組んだ地だったと言えます。その名残には境内末社「稲荷神社」の裏に、岩盤が剥き出しになっている姿が見られます。
「宮水」は、上水道が普及する以前、町内に売り歩かれたと言い伝えられております。その湧き出る量は相当なものと推測できます。現在は、以前に比べると湧き出る量は少なくなっていると思いますが、千代にたやさぬ賀茂の宮水の如く、自然保護と神の恵みを大切にしていきたいものです。
「宮水」お水取り
開運 | お汲み取りした宮水を、家(事業所) の東北の隅から時計回りに東南、西南、西北の順に撒き、最後に、玄関へ撒いて下さい。 |
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清祓 | お汲み取りした宮水を、お風呂に少量入れて入浴して下さい。 |
祈念 | 早朝身を整え、神社に参拝し、2~3分通水した後、きれいな水を少量汲み取って飲んで下さい。持ち帰る場合も早朝、少量の宮水を汲み取り、なるべく早めに飲んで下さい。 |
宮水祭 | 米子地名発祥伝説に因んで 毎年8月18日 |
【 お水取りのご注意 】
・宮水は厚生労働省令第101号水質基準に適合しておりますか、万一の場合においては保証致しません。
・お汲み取りは必ず通水してから、飲用量 (約180ml位迄)、飲用時期(お水取りしてからなるべく早く)を厳守してください。
・自然保護のため、一度のお汲み取りは1~2リットル位迄とし、容器はご持参ください。
・宮水を営利目的で使用してはいけません。発覚した場合は法によって裁かれます。